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チワワ vs ポメラニアン【飼うならどっち?】

「小さい犬を飼いたいな」と思った際に、チワワとポメラニアンのどちらを選ぶべきか迷ってしまう人もいることでしょう。
小型犬の中でも特に小さいとされるチワワとポメラニアンの2種について、それぞれの特長、性格、飼育のポイントを詳しく比較し、最適な愛犬を見つける手助けをします。

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チワワとポメラニアンの基本情報

先ずはチワワとポメラニアンについて、基本的な情報から確認してまいります。

日本国内における登録頭数

ジャパンケネルクラブの情報によると2023年の新規登録頭数はチワワが48,865頭で2位、ポメラニアンは20,578頭で4位です。
2位と4位ですが、チワワが倍以上と圧勝ですね。ちなみに1位はトイプードルで、3位がダックスフンドです。

出典 一般社団法人ジャパンケネルクラブ
一般社団法人 ジャパンケネルクラブ (jkc.or.jp)

原産国

コレがポメラニアンになるなんて

チワワの原産国はメキシコで、メキシコ最大の州であるチワワ州(Chihuahua)がその名前の由来と言われています。
一方のポメラニアンはドイツ原産で、こちらも名前の由来は地名からです。

ドイツとポーランドにまたがるポメラニア地方にちなんでいて、この地方で飼育されていたスピッツが小型化して誕生しました。
ちなみにポメラニアンもスピッツも先祖はサモエドと言われています。大きさを考えると同じ血筋とは思えませんね。

生体の価格

あくまでも筆者個人で調べた価格ですので、ご自身で調べる場合と差があるかもしれません。実際にはかなり幅があることをご理解ください。
またペットショップで買うのか、ブリーダーから直接購入するのかでも大きな差がありますので参考程度に見ていただけたら幸いです。

チワワ 20~25万円
ポメラニアン 25~30万円

多くのサイト、ペットショップの店頭価格をみても、ポメラニアンの方がやや高い傾向があるようです。

チワワとポメラニアンの特徴と違い

チワワとポメラニアンはどちらも人気の小型犬ですが、見た目はもちろん、性格や運動量ケア方法などにおいてかなり違いがあります。
この人気の2種を比較をしながらその違いを見ていきましょう。

体格

小型犬の代表と言ってもいい2種ですが、ご承知のとおりチワワの方が小さいです。世界で一番小さいと認められている犬種ですので当然ですね。
一方のポメラニアンはトイプードルなどと同様に、人間の手で小型化が図られてきたため、一般的にイメージされるものより大きい個体も存在します。
しかしながら、おおよそ2~3㎏程度が一般的と考えていいでしょう。

チワワ 体高12~20cm 体重1.5~2.5Kg
ポメラニアン 体高18~24cm 体重1.8~3.5Kg

被毛

チワワの毛は色も長さもとても多様で、コレという決まりがほぼありません。
基本はダブルコート(オーバーコートとアンダーコートからなる被毛タイプ)で、スムースコート(短毛)、ロングコート(長毛)が存在します。

本来のチワワはスムースコートで、ロングコートはパピヨンなどの別の小型犬とのかけ合わせによって誕生したと言われています。
色もこれといった決まりはなく、単色も2色以上の組み合わもあります。

一方のポメラニアンもチワワ同様でダブルコートですが、フワフワ・モフモフの毛が特徴です。
色は様々で、ホワイト、ブラック、ブラウン、オレンジ、グレー等が一般的ですが、20種類以上の色が存在すると言われており、こちらもとても多様です。

性格

チワワは飼い主に非常に忠実で、警戒心が強いのが特徴です。見知らぬ人や動物に対しては吠えることがありますが、その分、番犬として優れているとも言われています。

これに対してポメラニアンは社交的で、人懐っこい性格が多いと言われています。他のペットや子供とも仲良くすることができ、家庭内での適応力も高いでしょう。
知能も高く、芸を覚えたり、指示に従ったりすることを楽しむ傾向がありますので、しつけやトレーニングがしやすい犬種と言えるでしょう。

運動量

チワワは少ない運動量で満足してくれます。
短い散歩や室内での遊びで十分なので、あまり散歩にいけなかったり、飼い主自身があまり活動的でないという場合でも向いていると言えるでしょう。

体のサイズも小さいので、アパートやマンションでも飼いやすく、都市部での生活に適しています。
ポメラニアンは、チワワに比べ活動的ですので、やや多めの運動を必要とします。

とはいえそれほどはげしい運動が必要というワケではありません。1回あたり15分から30分程度の散歩でかまいませんので、できれば1日に2回行うようにしましょう。

お手入れのポイント

チワワはスムースコート(短毛)とロングコート(長毛)がありますが、どちらも比較的手入れが簡単です。
スムースコートであれば汚れを拭くだけでも問題ありませんが、ロングコートの場合はブラッシングがかかせません。
とはいえ体も小さいので、それほど苦労はないと思います。

ポメラニアンはそのふわふわとしたダブルコートが特徴で、見た目も非常に華やかです。
その美しさは大きな魅力ですが、その美しい被毛を保つためにも、ブラッシングがとても重要です。

気になる頻度ですが、換毛期(抜け毛の季節)は毎日、それ以外は2日に1回程度でかまいません。

もちろん毎日やることに越したことはないのですが、ブラシのかけすぎで必要な毛までが抜けてしまったり、強くかけすぎて皮膚を傷めたりすることがないよう、注意が必要です。

病気と健康

チワワは心臓病や関節の疾患に注意が必要です。一方、ポメラニアンは膝蓋骨脱臼や気管虚脱などの健康リスクが高いと言われています。
しかし、これらは小型犬に多い病気であり、必ずしもチワワがポメラニアンより関節の病気になりやすいとか、ポメラニアンの方が気管虚脱になりやすいということではありません。

小型犬であるがゆえのリスクですので、チワワにとってもポメラニアンにとっても気を付けなければならないものです。
ただし、ポメラニアンに多いと言われる病気もあります。アロペシアXと呼ばれる脱毛症で、特にポメラニアンに多く見られたことから、ポメラニアン特有の病気とされてきました。

現在ではパピヨンやシェットランドシープドッグ、シベリアンハスキーなどもかかりやすい犬種であることがわかっています。
去勢していないオス犬に多く見られることから、去勢・避妊手術が予防に効果的と言われているものの、くわしい原因や治療法は分かっていません。

まとめ

人気の小型犬2種について比較しながら、その違いを見てまいりました。
チワワとポメラニアンはどちらも魅力的な小型犬ですが、飼い主のライフスタイルや好みによって選ぶべき犬種が異なることが理解できたのではないでしょうか。

チワワは静かで警戒心が強い一方、ポメラニアンは活発で社交的です。しつけをしやすいのはポメラニアンかもしれません。
しかし、散歩や運動の必要性、ケアのしやすさという点ではチワワの方が上と言えるでしょう。
どんな犬を飼おうかなと考えているときが一番楽しく、ワクワクしますよね。この記事があなたの愛犬選びに少しでも役立ってくれれば嬉しく思います。

生活環境や犬に求める性格を考慮して、最適なパートナーを選んでください。

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